公認心理師
公認心理師とは
何をする人なの?
日本初の心理職の国家資格
保険医療、福祉、教育その他の分野において、専門的知識及び技術を持って
- 心理に関する支援を要する者の心理状態を観察し、その結果を分析すること。
- 心理に関する支援を要するものに対し、その心理に関する相談に応じ、助言、指導そのほかの援助を行うこと。
- 心理に関する支援を要する者の関係者に対し、その相談に応じ、助言、指導、その他の援助を行うこと。
- 心の健康に関する知識の普及を図るための教育及び情報の提供を行うこと。
公認心理師になるには
毎年1回行われる試験に合格する必要がある。
◆ 受験資格
- 大学院・大学で「指定科目」を履修したかなど細かく8ルートに別れている。
このうち、
「現任者ルート」(実務経験5年+現任者講習受講)にて受験できる措置期間は
2022年実施の第5回試験 まで
※この「現任者ルート」は「現任者講習会」を受講する必要がある。
なお、この講習会は一度受けると、公認心理師法施行後5年間有効(修了していれば再受講の必要はない)
◆ 出題基準とブループリント
出題基準とは、試験範囲とレベルを24の大項目に分けて整理したもので、それぞれの知識や技能の到達度が確認される。
ブループリントとは、「試験設計表」であり出題基準の大項目の「出題割合」を示したもの。
http://shinri-kenshu.jp/wp-content/uploads/2017/10/blue_print_201912.pdf
⇨第4回公認心理師試験「出題基準」(ブループリント(公認心理師試験設計表)を含む。)
◆ 試験地
◆ 出題方式
出題は、1択または2択方式で、解答はマークシート方式
◆ 出題数
第1回〜第3回試験においては、午前77問、午後77問、計154問
うち、事例問題は午前19問、午後19問(全体的の約25%)
◆ 試験時間
午前 10:00〜12:00(120分)
弱視等受験者(1.3倍)10:00〜12:40(160分)
点字等受験者(1.5倍)10:00〜13:00(180分)
午後 13:30〜15:30(120分)
弱視等受験者(1.3倍)14:00〜16:40(160分)
点字等受験者(1.5倍)14:00〜17:00(180分)
◆ 合格基準
合格基準は、総得点の60%程度
なお、問題の難易度で補正されており、
配点は 一般問題が1問1点、
事例問題が1問3点 事例問題が重視されている傾向がある
◆ 第4回公認心理師試験は
2021年9月19日(日曜日)
◆ 受験の手引き等の最新情報
試験スケジュールや現任者講習等も最新情報を確認してください
*1:心理職に対するニーズが高まっている近年の状況を踏まえ,社会変化に伴う国民の心の健康の保持増進に必要な分野を含めた幅広い分野から出題するほか,頻度や緊急性の高い分野についても優先的に出題することになります。