角打ちで出会った心優しき男たち
今日はお休みだったので、昼飲みに友だちと出かけました。
酒蔵が並ぶ、京都の南のお酒の美味しい場所に遠征です。
私の住んでいるところにはそんな場所はほとんど皆無。
3駅向こうには1軒だけめぼしいところはありますがなかなか。
角打ちってご存知でしょうか?まぁ、呑んべいなおじさま方が仕事帰りなんかに酒屋の横にあるスペースでちょっと飲んで帰るみたいなところです。昔ならワンカップ片手に酒屋の店先で飲むみたいな。酒屋なので基本的につまみは店に売っている乾き物程度でそこはママのお手製焼きなすを出していましたが、かなり気まぐれに出すメニューといったところでしょうか?
基本、乾き物です。
そんな女性が一人ではなかなか入りにくい空間に果敢に女二人で挑戦してみました。
いやぁ、土地柄的に私の生まれた場所でもあったのでブラタモリ並にディープな話になるなるなる。私が席を外した途端に帰ったおっちゃんもいましたが、基本、みんないつきてもいいし、いつ帰ってもいい。その自由さが気楽です。
常連ばかりのようでしたが、新参者の私たちにもかなり親切にしてくれるおっちゃんたち。基本、自分より年上のおっちゃんがわんさか。おっちゃんは基本的に優しいです。
いやみなところもなければ、懐がでかい。あの包容力は父親以上のものです。
またきてなぁって言ってくれる気楽さがいいですね。帰りの電車でも、会っちゃったりしておっちゃん曰く、「遠くても来たくなる場所」と言ってましたし、まさにその通りでした。
ここの角打ち、朝の9時半からやってるという。夜は20時で閉店ですが、常連たちが野球観ながら、店主も混じって野球観戦。ママが21時やしね。と言って追い出されました。(いや、迷惑ですよね。すみません)
そんな懐の深い、あったかい場所を友だちと二人見つけてニンマリしながら帰って来ました。
京都の結界と言われる、松原通りより南が私には居心地のいい場所です。北の信仰は八坂さんと云われる「八坂神社」、南の信仰は「伏見稲荷大社」です。
私は、生まれが南の方なので「伏見稲荷大社」初詣には必ずいくくらい昔から馴染みの場所であります。
京都にはちょいちょい、そういう住んでいる人にしかわからないようなこだわりなんかがあります。
私的にはもっと南、京都市の最後に区として認められた場所で生まれ育ったのでそこに馴染みがあるわけです。
おっと、「髪切ったお母さん、お風呂どうぞ」と娘が呼んでいるのでお風呂入ってきます。
京都関連で大好きな本を紹介。
京都人の変なこだわり方がわかります。牛頭天王が昨日から頭をぐるぐる。その話はまた今度。
京都のグルメタクシーは使える。そして、私が住んでる土地の美味しいものまで紹介しているところが素敵。