福岡珍道中 その3
新山口から道の駅萩往環、元乃隅稲成神社からの博多。
道の駅の萩往環。吉田松陰の記念館が無料で見学できたり、美味しいものが食べられます。
幻の見蘭牛が食べられるのもここ。
断崖絶壁に鳥居がたっている。
大きな鳥居があり鳥居の上のところにお賽銭箱があり、入ると願いが叶うらしい。(まぁ、私も挑戦して、入りませんでしたが……)
龍宮の潮吹きは残念ながら見られませんでしたが壮大な景色は一見ありです。
駐車場はいっぱいで狭くて、人が沢山いました。
観光バスで見に来る団体さんが多かったです。
ただ、食べるところとかお土産やさんとかはありません。たこ焼き屋さんがかろうじて開いている感じでした。
福岡で焼肉〜。メニューなし、網はおばちゃんが頃合いを見て素手で換えてくれる。かなり、テキトー、ゆる〜い焼肉屋さんでした。
ここって、とんねるずのきたなしゅらんで星3つのところらしく、お客さんは地元民の人たちで溢れかえっていました。芸能人のサインとか飾ってあるけど、誰が誰やらわかりません。
タクシーのおっちゃんは、「辛いところ」って言ってたとおり、辛いのがダメな人には辛いと思います。調節はしてくれるので、安心してぐさいな。
先に電話してたんだけど、電話の応対も「はい、はい、はい〜」でガチャン。名前言うてないけど、切られた笑
味は美味しいにつきます!あの赤いタレがいくらでも肉を食べさせてくれる秘密みたい。ご飯は食べなかったけど、ご飯は頼んでる人が多かった。「ご飯ちょうだい」っておばちゃんに頼むと「大、中、小、&¥@#%~」最後の方何言ってるかわからん笑
なんだか、楽しい焼肉屋でした。もう、日本ではそんなに現存してなさそうな、古さと親しみやすさがありました。
きたなしゅらんのYouTubeみつけた〜。
https://m.youtube.com/watch?v=Tt4CFjEtJzk
おばちゃんがテレビ用なのか綺麗。
中洲に帰り、バーに行きました。
ニッカバーの七島。
http://www.asahibeer.co.jp/enjoy/liquorworld/bar/intro/index7.html
雰囲気よくて、お酒もツマミも美味しい店でした。
バーテンダーの方も丁寧に教えてくれて初めてでも安心して飲めるお店。
人気店だけあって、人も適度に出入りがあって落ち着くお店でした。
バーテンダーの方に女の人がいるなぁと思ってたら、オーナーの娘さんたちらしいです。
色んなところに行って充実した1日でした。
福岡珍道中 その2
宗像市をご存知だろうか?
小倉と博多の中間地帯にある市で、程よく田舎で程よく町の雰囲気のある町だ。
そこに私の幼馴染がいる。幼稚園の時から知ってる無二の親友。
その彼女が嫁に行った町である。
沖ノ島は女人禁制なので渡ることはできないが、その宝物が神宝館にあるらしい。
10月1日にはみあれ祭りが行われるとのこと。
楽しそうな祭り。
山があり、海があり、程よく平地が広がる。
田んぼは秋の収穫を待っており黄金色の絨毯が広がっていた。
宗像で1、2を争うアイスをご馳走になった。
私は濃厚ミルクと人参のアイス。無添加で手作りらしくコーンとカップが選べるがコーンを選んで食べた。素材の味が、美味しくて溶ける早さに負けないように必死で食べた。
海は風が吹き、気持ち良さそうに波に乗るサーファーがいた。
短時間ではあるが、沢山見せたいところがあると連れて行ってもらった。
今度は1週間くらいいたい町だった。
福岡珍道中 その1
夜行バスで京都から博多にやってきた。
いやー、遠い。10時間以上かかった。
ゆっくりのバスだった。朝の8時半とかに着くやつ。
けど、快適で3回のトイレ休憩、サービスエリアに止まるのに1回しか起きなかった。なんて、図太い神経の持ち主かと自分のことながらびっくり。
朝の博多は通勤ラッシュ。会社員にとっては勝者の気分で逆走した。
博多駅でモーニング。厚切りのパンうま〜。コーヒー美味しい。ほんと、旅行者にとっては至福の時間だ。
たっぷり時間はある。
福岡にはよく来るのに、博多の周辺を散策したのはいつぶりだろう。
初めてのところにいってみた。
博多千年門
博多山笠
中洲の屋台が集めてあった。
夜には屋台が出るんだろう。
天神でおすすめされていたラーメン
豚骨なのにあっさり。ストレートの麺は博多のラーメンやなと思った。のどごしよくてスルスルと麺とスープが入る。席は大きめのサイズの人に囲まれて狭かったけど……。
天神の地下街。略して「てんちか」
何でも略すよなぁと思いながらも写真を撮っていた。
ずっと行きたかった。福岡天狼院。
静かで明るくて広い。本に囲まれた空間が落ち着く。
本を物色してスマホ充電してコーヒー飲む。
ここでゼミとかやってんのかとか感慨深い。
いつも映像でしかみてない風景が広がってるのが不思議だった。
また、きたいな。京都はお客さんが多いので落ち着かないけど、ここは何だか落ち着く。やっぱりあった名物こたつ。
写真を撮るのを忘れてた。
そして、まだまだ続くのである……。
介護って意外とみんな知らない(2)
介護施設って沢山あるけど、よくわからない。
そう言われることが多い。
簡単に。そう、簡単に説明します。
特養とは特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)のことです。()内は介護保険内で説明されたりするときに使われる名称です。こういうのがややこしいねん。
はい、そう思います。私も最初思いました。なんで呼び方違うねん。
どういうところか、それは終の住処と思ってください。なので、入るときは元気でも出るときは入院もしくは亡くなられた時が多いです。入所の契約のときに元気でも死ぬときは病院にしますか?それともこちらにしますか?と聞かれることが多いと思います。たとえ、すぐに死ぬような疾患を抱えた方でなくてもです。今は、要介護3以上からしか入れなくなっていますから、一人で生活するには困難な人が入所されることが多いですけど。
もし、この施設で死にたいですと選べば、看取りということになって延命措置などせず、見守られながら死ぬことができます。なので、何十年と入所されている方もおられます。
施設としては、大きい施設と思ってください。でもユニットケアが多いので基本個室です。そこは、一部屋あてがわれるので、その人の家みたいなものです。最近は、個室が寂しいから多床室がいいと選ばれる方もいらっしゃいます。
施設はいろんなところをみた方がいいです。入りにくいとは言いますが、困り具合で優先順位は変わるので一概には言えません。
介護って意外とみんな知らない(1)
介護って意外とみんな知らない。
「とくよう、ろうけん、ショート、デイ、グループホーム」などなど。
ここでいう介護とは介護保険を使って受けられるサービスのこと。
介護保険って40歳から払わなくてはいけない保険。会社員なら給料から天引きされる社会保険の一種と思ってもらえればいい。介護が必要になれば誰でも1割か2割払えばサービスを受けられるというものだ。
基本的に65歳以上の人が介護を必要とすることになったら保険が介護保険。
しかし、65歳未満40歳以上でも特定の疾病であり介護が必要になったら受けられることも覚えておきたい。
特定の疾病とは16種類
- である。
介護が必要だなと思ったら、地域包括支援センターや市役所の介護保険課なんかで相談してみるといい。どんなサービスがあり受けられるのかも教えてくれる。
介護が必要になったらとか介護のことについて相談する窓口は市役所か地域包括支援センターかだと覚えておいてもらえると相談しやすくなるのではないだろうか?
富山型デイサービスってなに?
私は介護の仕事をしている。日頃はショートステイ(短期入所生活介護)で高齢者と共に過ごして働いている。
地域共生ホーム全国セミナーがあり、富山を訪れたのだが何故、いったのかというと富山型デイサービスをこの目でみたかったからだ。
富山型デイサービスというものはそもそもなんなのかというと
「お年寄りも、障がいのある人も、子どももみんな一緒。誰もが利用できて誰のことも排除しない」という「地域共生ケア」の考え方だ。地域には色々な人がいるじゃないか、何故縦割りで高齢者、障がい者、子どもと分けなければならないのか。
富山で惣万佳代子さんという元看護師が富山赤十字病院を退職して仲間の看護師と3人で始めたのが始まりだ。
その実践が富山県に広がり、たくさんの富山型デイサービスできた。
私は、福祉に関わる中でなぜ障がい者が高齢者になった時、介護保険が優先されるのかわからなかった。障がい者で高齢になったからと今までいた施設から介護施設に行かねばならないなど場所まで変わるのだ。何故?一緒じゃダメなのか?
例えば、家族が保育が必要な子どもは保育園に、精神を患っている娘ははデイケアに介護が必要なおじいちゃんは介護施設に。
それぞれ在宅の家族の負担は増えます。これを一挙に解決したのが富山型だ。
富山型デイサービスなら、全員が同じ場所で過ごすことができるのだ。
私はこのサービスを知った時には貪るように実践の本を買い漁って片っ端から読んだ。
読めば読むほど、福祉の矛盾が解決して行くのだ。なんて素晴らしい。私は、富山に行きたい。そればかりを思っていた。就職も実は、保育も高齢も障がいのサービスを行なっているところに就職を決めた。しかし、富山型とはかけ離れてはいたのだが。そして、自分でやってみたいと思うようになっていた。
2018年4月「共生型サービス」としてこの富山型モデルが全国で始まる。
それは、国で決まったことなのだが運用は市町村に委ねられるであろう。今、実務者ベースで勉強会など行われている。
富山でも今までは基準該当で行なっていたものを基準該当ではなく共生型の指定を受けて報酬額も指定と同じようにできるように勧められている。
共生型のイメージとしては(介護保険事業所を障害児者が利用する場合)
I
・通常の介護保険と障がい福祉の指定を両方受ける
・一体的運用(現在も通知、ガイドライン等により実施)
・介護保険と障がい福祉の両方の制度の基準を満たす
Ⅱ
・通常の介護保険の指定を受けている事業所が、障がい福祉(共生型)の指定を受ける
・一体的運用
・介護保険の制度の基準を満たすが、サービスの質や専門性に配慮しプラスα(サービス管理責任者、保育士・児童指導員の資格職の配置)
Ⅲ
・通常の介護保険の指定を受けている事業者が、障がい福祉(共生型)の指定を受ける
・一体的運用
・介護保険の制度の基準を満たすのみ(原稿の障がいの基準該当サービスと同じ)
Iでは両方の指定は難しく、場所も仕切ったり入り口が別になったりする可能性があるため、Ⅱを目指すと惣万さんはおっしゃっていた。Ⅲであると報酬額が下がるので基準該当ではない形にしたいと言っておられた。
共生型をどう進めるのかは市町村で違いが出てくるであろうと思う。しかし、ぜひ富山型の良さを目にして勉強してよりよい地域共生に役立ててほしいと思うのである。
富山からはじまった共生ケア―お年寄りも子どもも障害者もいっしょ (はじめよう!シリーズ (4))
- 作者: 富山県民間デイサービス連絡協議会
- 出版社/メーカー: 全国コミュニティライフサポートセンター
- 発売日: 2003/10
- メディア: 単行本
- クリック: 3回
- この商品を含むブログを見る
富山行って金沢行って3日目
富山での3日目。
富山駅からあいの風とやま鉄道って電車に乗って行った。
普通の民家なのだが、なんだ、この広い家は!ってのが印象。
ここに普通に住んでおられる人が、泊まらせてくれる。
ここのホストの人。あかりを趣味で作っている人。普段は工務店で仕事をしているらしい。今度、ほたるいかミュージアムってとこであかりのイベントするらしい。
毎年、100万人のキャンドルナイトで大阪に行っていたりしているらしい。
デザインとかやらないらしいのだが、ネットとかでデザインみて考えて彫っているらしい。竹とかヒョウタンとか牛乳パックとかもデザインしてキャンドル入れてあかりを灯したらいい感じになる。私もこの前切り絵やったのでその要領でできそうな感じだった。
ただ、かなり疲れていて眠くて早々にお風呂に入ってブログ更新したら寝てしまった。
朝までぐっすり。疲れはよく取れた。
さて、3日目は富山観光。
目的は富山ガラス美術館に行くこと。そして路面電車に乗ることだった。
そして、寿司食べるぜと思っていた。
富山は「富山の薬売り」で有名だが、薬を保存する薬瓶でガラスが発展したらしい。
ガラスって不思議で、いろんな手法で工芸品が作られていた。
この美術館の建造物も素敵なのだが、ガラスも素敵、そして、その建物の中に銀行、図書館やカフェもあってとてもオシャレだった。
薬屋さんにも行ってみた。薬は主に漢方薬で、正露丸みたいなのも手作りできる体験もできる。薬を作る専門の人が休憩中でいなかったので体験はせずに漢方薬の匂いに囲まれながら昔ながらの薬屋さんといった風情の残る建物。
昔の薬(主に漢方とか)苦いのが多く、苦さを緩和させるために飴を混ぜたりしたらしい。飴屋さんも沢山あったらしい。
そんなこんなで、路面電車で移動して鮨屋さんへ。富山湾で採れた新鮮な魚介を握ってくれる。驚いたのはガリに昆布が一緒に漬け込んであって美味しい。富山の人は昆布をよく食べるらしく、とろろなんかも黒とか白とかあった。
北陸新幹線で金沢まで行くのも面白くないので、あいの風とやま鉄道で金沢まで。1時間でいけちゃうんだとちょっと感動した。
金沢はお城のない金沢城と兼六園を散策。外国人ばっかりで京都に似てる。売ってるお土産も清水の参道みたいなお土産やさん。
バスに乗ったりして、他はほぼみられなかったけど楽しかった。
いろんなものを見聞きしたりして、ひとり旅を満喫した3日間だった。
出会った人たちに感謝。