介護って意外とみんな知らない(1)
介護って意外とみんな知らない。
「とくよう、ろうけん、ショート、デイ、グループホーム」などなど。
ここでいう介護とは介護保険を使って受けられるサービスのこと。
介護保険って40歳から払わなくてはいけない保険。会社員なら給料から天引きされる社会保険の一種と思ってもらえればいい。介護が必要になれば誰でも1割か2割払えばサービスを受けられるというものだ。
基本的に65歳以上の人が介護を必要とすることになったら保険が介護保険。
しかし、65歳未満40歳以上でも特定の疾病であり介護が必要になったら受けられることも覚えておきたい。
特定の疾病とは16種類
- である。
介護が必要だなと思ったら、地域包括支援センターや市役所の介護保険課なんかで相談してみるといい。どんなサービスがあり受けられるのかも教えてくれる。
介護が必要になったらとか介護のことについて相談する窓口は市役所か地域包括支援センターかだと覚えておいてもらえると相談しやすくなるのではないだろうか?
富山型デイサービスってなに?
私は介護の仕事をしている。日頃はショートステイ(短期入所生活介護)で高齢者と共に過ごして働いている。
地域共生ホーム全国セミナーがあり、富山を訪れたのだが何故、いったのかというと富山型デイサービスをこの目でみたかったからだ。
富山型デイサービスというものはそもそもなんなのかというと
「お年寄りも、障がいのある人も、子どももみんな一緒。誰もが利用できて誰のことも排除しない」という「地域共生ケア」の考え方だ。地域には色々な人がいるじゃないか、何故縦割りで高齢者、障がい者、子どもと分けなければならないのか。
富山で惣万佳代子さんという元看護師が富山赤十字病院を退職して仲間の看護師と3人で始めたのが始まりだ。
その実践が富山県に広がり、たくさんの富山型デイサービスできた。
私は、福祉に関わる中でなぜ障がい者が高齢者になった時、介護保険が優先されるのかわからなかった。障がい者で高齢になったからと今までいた施設から介護施設に行かねばならないなど場所まで変わるのだ。何故?一緒じゃダメなのか?
例えば、家族が保育が必要な子どもは保育園に、精神を患っている娘ははデイケアに介護が必要なおじいちゃんは介護施設に。
それぞれ在宅の家族の負担は増えます。これを一挙に解決したのが富山型だ。
富山型デイサービスなら、全員が同じ場所で過ごすことができるのだ。
私はこのサービスを知った時には貪るように実践の本を買い漁って片っ端から読んだ。
読めば読むほど、福祉の矛盾が解決して行くのだ。なんて素晴らしい。私は、富山に行きたい。そればかりを思っていた。就職も実は、保育も高齢も障がいのサービスを行なっているところに就職を決めた。しかし、富山型とはかけ離れてはいたのだが。そして、自分でやってみたいと思うようになっていた。
2018年4月「共生型サービス」としてこの富山型モデルが全国で始まる。
それは、国で決まったことなのだが運用は市町村に委ねられるであろう。今、実務者ベースで勉強会など行われている。
富山でも今までは基準該当で行なっていたものを基準該当ではなく共生型の指定を受けて報酬額も指定と同じようにできるように勧められている。
共生型のイメージとしては(介護保険事業所を障害児者が利用する場合)
I
・通常の介護保険と障がい福祉の指定を両方受ける
・一体的運用(現在も通知、ガイドライン等により実施)
・介護保険と障がい福祉の両方の制度の基準を満たす
Ⅱ
・通常の介護保険の指定を受けている事業所が、障がい福祉(共生型)の指定を受ける
・一体的運用
・介護保険の制度の基準を満たすが、サービスの質や専門性に配慮しプラスα(サービス管理責任者、保育士・児童指導員の資格職の配置)
Ⅲ
・通常の介護保険の指定を受けている事業者が、障がい福祉(共生型)の指定を受ける
・一体的運用
・介護保険の制度の基準を満たすのみ(原稿の障がいの基準該当サービスと同じ)
Iでは両方の指定は難しく、場所も仕切ったり入り口が別になったりする可能性があるため、Ⅱを目指すと惣万さんはおっしゃっていた。Ⅲであると報酬額が下がるので基準該当ではない形にしたいと言っておられた。
共生型をどう進めるのかは市町村で違いが出てくるであろうと思う。しかし、ぜひ富山型の良さを目にして勉強してよりよい地域共生に役立ててほしいと思うのである。
富山からはじまった共生ケア―お年寄りも子どもも障害者もいっしょ (はじめよう!シリーズ (4))
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富山行って金沢行って3日目
富山での3日目。
富山駅からあいの風とやま鉄道って電車に乗って行った。
普通の民家なのだが、なんだ、この広い家は!ってのが印象。
ここに普通に住んでおられる人が、泊まらせてくれる。
ここのホストの人。あかりを趣味で作っている人。普段は工務店で仕事をしているらしい。今度、ほたるいかミュージアムってとこであかりのイベントするらしい。
毎年、100万人のキャンドルナイトで大阪に行っていたりしているらしい。
デザインとかやらないらしいのだが、ネットとかでデザインみて考えて彫っているらしい。竹とかヒョウタンとか牛乳パックとかもデザインしてキャンドル入れてあかりを灯したらいい感じになる。私もこの前切り絵やったのでその要領でできそうな感じだった。
ただ、かなり疲れていて眠くて早々にお風呂に入ってブログ更新したら寝てしまった。
朝までぐっすり。疲れはよく取れた。
さて、3日目は富山観光。
目的は富山ガラス美術館に行くこと。そして路面電車に乗ることだった。
そして、寿司食べるぜと思っていた。
富山は「富山の薬売り」で有名だが、薬を保存する薬瓶でガラスが発展したらしい。
ガラスって不思議で、いろんな手法で工芸品が作られていた。
この美術館の建造物も素敵なのだが、ガラスも素敵、そして、その建物の中に銀行、図書館やカフェもあってとてもオシャレだった。
薬屋さんにも行ってみた。薬は主に漢方薬で、正露丸みたいなのも手作りできる体験もできる。薬を作る専門の人が休憩中でいなかったので体験はせずに漢方薬の匂いに囲まれながら昔ながらの薬屋さんといった風情の残る建物。
昔の薬(主に漢方とか)苦いのが多く、苦さを緩和させるために飴を混ぜたりしたらしい。飴屋さんも沢山あったらしい。
そんなこんなで、路面電車で移動して鮨屋さんへ。富山湾で採れた新鮮な魚介を握ってくれる。驚いたのはガリに昆布が一緒に漬け込んであって美味しい。富山の人は昆布をよく食べるらしく、とろろなんかも黒とか白とかあった。
北陸新幹線で金沢まで行くのも面白くないので、あいの風とやま鉄道で金沢まで。1時間でいけちゃうんだとちょっと感動した。
金沢はお城のない金沢城と兼六園を散策。外国人ばっかりで京都に似てる。売ってるお土産も清水の参道みたいなお土産やさん。
バスに乗ったりして、他はほぼみられなかったけど楽しかった。
いろんなものを見聞きしたりして、ひとり旅を満喫した3日間だった。
出会った人たちに感謝。
富山に来ています2日目 #地域共生ホーム全国セミナー
昨日はあまりにも疲れすぎていて特筆してなかった。
「富山県富岩環水公園」に行ってきました。天門橋展望塔があって水辺に橋が浮かび上がっていました。行くまで、北口ってどこよーってかなり迷いました。だって地下道だなんて全然思ってませんでしたから(笑)
周りはカップルばっかり、かなりのデートスポットなので、ぼっち見学は目のやり場が困る場所ではありました。
環水公園にある「スターバックス」はとても景色がよくて入ってみたかったのですが、ここも土曜日なのか祝日なのかでかなり人が多くて断念しました。展望塔は是非登ってみてください。夜景が楽しめます。
2日目。セミナーは朝からでした。ホテルのロビーで朝市をするというので早く起きて行ってみましたが、駅前でも十分買えるものが売っていてがっかり。中国人観光客の人たちが沢山いて、もう出発するのかという雰囲気で観光バスも待機していました。その中をすり抜けて駅ナカのおむすび屋さんへ。
あさりとシャケを購入。あさりはしぐれ煮で、シャケはふっくらと焼き上げてあってちょうど良い味でした。海苔も美味しい海苔でさすが海産がうまいなぁと。
セミナーの会場も昨日とは別ルートで歩いて行きました。今日のルートの方が近かったことが判明。路面電車にも乗ってみたいのですが、時間が合わず。明日でも乗りたいなと。
セミナーは来年4月から始まる共生サービスについて詳しく説明してもらい、よくわかった。まだ詳細ついては始まってみないとわからない部分もあるけれど。
まとめのセッションもあり、やはり話題は共生サービスについてだったけれど、ここはまた詳しく後日書いてみたいと思う。
そうして、セミナーは閉会した。
昨日の懇親会で席が同じだった人から声をかけてもらったり、色々な場所から来られていて色々な話ができて楽しかった。
今日はとても疲れたので、もう寝ようと思う。おやすみなさい。
富山に来ています1日目 #地域共生ホーム全国セミナーinとやま
待ちに待った「地域共生ホーム全国セミナー」
私の介護の原点になった。富山型を作った人「惣万佳代子さん」
私の尊敬する人である。すごい偉い人なのに、お茶目でチャーンミングなおばさん。
今日、66歳のお誕生日だったらしく(私は知らなかった笑)
お祝いして来たー。
富山型ってどんなん?赤ちゃんからお年寄りまで過ごせる居場所。
それに尽きる。「うちで死にたいがやちゃ」(家で死にたいの富山弁)
死ぬまで面倒見るよって居場所。なんて心強いんだろ。
富山弁ってすごくチャーミングな言葉の響きに聞こえるんだよね。あのうる星やつらのラムちゃんの言葉のモデルも富山弁?
「〜だちゃ」とか文章に抑揚があるしゃべり口なのである。
そんなこんなで一人珍道中。
富山に降り立つのは初めて。車ではスキーとか行ったことはあったけど、鉄道では初めてだったのだ。京都からサンダーバードにのり金沢で乗り換え。乗り換え時間が短い!!慌てた私は、号車を見間違えてグリーン車に乗るはずだった北陸新幹線を普通車で23分乗ってしまった。切符拝見に来た車掌さんに笑われる。(勿体無いことした)
やっとこさ、富山についたが右も左もわからん。ホテルに荷物を預けて会場を先にみておこうと思った。
路面電車が走る町。おしゃれな電車が走ってたり、レンタサイクルが至るところに設置してあって料金を払えばそこらじゅうにある置き場に乗り捨てられる。
なんて便利な町なんだ。
富山城の小さにはびっくりしたけど、上杉謙信とか武田信玄、前田利家なんかが好きな人にはたまらんだろうなとう感じ。
観光あり、セミナーあり、美味しいものありで1日目は更けようとしてる。
明日も2日目で盛りだくさん。楽しみでたまらない。
メディアグランプリ投稿結果(途中経過)随時更新
8月から天狼院の「ライティング・ゼミ」を受講をしているが結果をまとめて見ようと思う。
第1回 ○
第2回 ×
第3回 ○
悔しさをバネにすることってあるんだと思った話 | 天狼院書店
第4回 ×
第5回 ○
第6回 ×
16回あるので、あと、10回。誰にでもわかりやすく、想像しやすい文章を書きたいと思っている。
毎週書いていると、日常に少しフィクションを加えて書くという手法になってきているように思う。そして、私の勝手な主観で完結。第6回目は、4000字を提出。しかし、掲載にはならなかった。
頑張っても一気に読ませる工夫をしなきゃなと思った。やっぱり、才能なのか努力なのか(笑)
才能って遺伝かよ!
色々な分野があると思いますが、「才能は遺伝」のようです。
でも、そもそも才能ってなんだよ!って思いません??
調べましたよ、Google先生。
-
「ある個人の素質や訓練によって発揮される、物事をなしとげる力」素質や訓練で発揮されるんですよね。才能が遺伝というならば、素質が大いに関わってくるってことですよね。違うのかな。訓練ってある程度、努力とか継続していく力でなんとかなりますねけど、素質は元々の持って生まれたものならば遺伝ってわかります。でも、才能は遺伝って言われちゃうとどうしてもやりたいと思っていたことが阻害されると言いますか、やる気を無くしますね。
音楽、スポーツ、数学、執筆は遺伝が強く影響しているようです。
執筆といえば、ライティングが上手くなりたい私はがっかりしました。
しかも、
あの世界の春樹。村上春樹はのたまってます。
「文章を書くというのは、女の人を口説くのと一緒で、ある程度は練習でうまくなりますが、基本的にはもって生まれたもので決まります。まあ、とにかくがんばってください」
「ある程度練習で上手くなるけど、センスがないと無理だよね」的な。でも、練習で上手くなるんであるんであれば、練習したろうじゃないかと私は思ってしまった。
読みにく文章を書く、村上春樹が私は嫌いです。というか、肌に合わないって感じなんですよ。
売れれば、売れるほど読みたくなくなるアンチハルキストです、私。
はい、世界中を私は敵に回しているかもしれませんが、怖くはないです(笑)
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